くびれの大敵、冷え~血流を阻害する白砂糖から徐々に離れてみて

真夏でもエアコンがきいている環境にいることに慣れてしまった私たち現代人女性は常に冷えやすい環境にいると言えます。冷え性、自覚していませんか?私は大丈夫と思っているあなた、ウエストにうつくしいくびれはできていますか?体は正直。くびれのない体は冷えている可能性大です。

おへそ周りを触ってみてください。冷たくないですか?体が冷たいということは、血流が滞っているということ。血流が悪い体は筋肉の温度が上がらず柔軟性が失われるため、代謝が落ちて脂肪や老廃物がたまっているというわけなのです。あこがれのくびれを手に入れたいなら血の巡りをよくすることを考えましょう!

血流を悪くする原因は薄着だったりエアコンの効きすぎる環境だったりと一つではありませんが、ここでは食べ物の面からアプローチしたいと思います。体を冷やしやすい食べ物を摂ることで血流が悪くなるのですが、まず気をつけてほしいのは糖質。さらに糖質の中でも精製された白砂糖は特に要注意と言われます。白砂糖がどうキケンなのか以下でご説明しましょう。

白砂糖は体への吸収スピードが非常に早いため、摂取すると急激に血糖値を上げます。血糖値は急激に上がると今度は急激に下がろうとします。この急激な血糖値の上下により、突然気分がハイになったりがくっと落ち込んだりします。白砂糖の含まれたスイーツなどを常食しているうちに徐々に気分の安定性が失われていくこともあるのです。

急激に血糖値が下がった体はまた血糖値を上げようとするためさらに甘いものを欲します。こうして悪循環に陥ってしまうのですが、この症状は「低血糖値症候群」と呼ばれています。ここまでくると糖尿病の一歩手前。病院にかかって治療する必要が出てきます。

甘いものは太るし歯にもよくないからやめたい、と思ったことはありませんか?そのとき簡単にやめることができたでしょうか。私自身の経験からすると、甘いものを絶つことは容易ではありませんでした。今ではかなり避けられるようになりましたが、少しイライラしたり疲れたりして体に何かしら負担がかかると「甘いものがほしい!」と思ってしまいます。白砂糖は精製する過程でビタミンやミネラルなど大事な栄養素が抜かれています。こうした食品はエンプティカロリーと呼ばれるのですが、エンプティカロリーのものを食べると体が足りない栄養素を欲して「なにか食べたい、なにか食べたい」とキリなく食べ物を求めてしまいます。食べても食べても満たされないと感じるときはビタミンなど栄養素が足りないということなんですね。

さて、白砂糖の危険性をたくさん並べたのでちょっと怖がらせてしまったでしょうか?!残念なことに市販のスイーツで白砂糖が入っていないものを探すのは至難の業。甘いものは依存性が高いのでいきなりやめるのは非常に難しいと思います。ムリなく上手に白砂糖と付き合いながら、徐々に卒業していけたらいいんじゃないでしょうか。

甘いものから離れるには、たんぱく質をとること!甘いもの食べたい!と思ったら肉、魚、卵、乳製品などたんぱく質を多く含む食べ物を食べてみてください。そして野菜もたっぷり摂りましょう。少しなら果物を加えてもいいです。大事な栄養素がたくさん摂れますしたんぱく質を摂ることで筋肉の発達も促されます。さらにお通じもよくなりますから、ウエストのくびれが手に入るのも間近ですよ!がんばりましょうね。