肩甲骨をまわすだけ?くびれたウエストが簡単に手に入る

「肩甲骨をまわすと効果があるのは肩こりの改善でしょ。肩甲骨まわしとウエストのくびれに関係があるの?」はい、肩甲骨を回すことは肩こり解消だけでなく体全体の代謝を上げる効果があります!代謝が上がればウエストまわりの脂肪は簡単に燃焼しくびれ作りにつながると言えます。肩甲骨を柔軟にしてくびれゲットを目指しましょう。

ウエストまわりにお肉が余ってつかめてしまう方、猫背ではないですか?姿勢が悪く猫背になっていると、肩甲骨周りの筋肉が常に緊張状態になりカチカチになってしまいます。そうなると血流が悪くなり筋力はどんどん衰える一方。老廃物もたまっていきます。

ここでひとつ、肩甲骨まわりの柔軟性チェックをしてみましょう。右手は上から、左手は下から背中側へ回し、両手をつないでみてください。届きましたか?あと数センチで届く…という方は少しストレッチすれば肩甲骨まわりはすぐにやわらかくなるかもしれませんね。右手と左手の間が10㎝以上空いてしまう…という方は、肩甲骨をよく回して柔軟になるようがんばってください!

肩甲骨まわりは全身の体脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞という組織が数多く存在します。この細胞を活性化してやることで全身の脂肪燃焼スピードが上がります。肩甲骨を動かすと肩甲骨まわりの筋肉やリンパの動きがよくなり、体の代謝がぐーんとアップ。

肩甲骨エクササイズをするだけで簡単に体温が上がることがわかっています。きつい腹筋運動を30回繰り返した場合と肩甲骨回しを行った場合とをサーモグラフィーで比較した実験結果によると、肩甲骨回しを行った方が肩まわりの温度が格段に上がっていました。腹筋運動をガマンしながら続けるよりずっと効果的に体温を上げることができるなら、気長に続けられそうですね。

まずは肩甲骨を前と後ろに回すエクササイズです。両足を肩幅に開きます。立ったままでも座っていてもどちらでもOK。左肩を引き上げ、ゆっくり前の方へ回します。これを5回繰り返します。右肩も同じようにしてください。息をとめず肩甲骨まわりの筋肉が動いていることを意識しましょう。前回しが終わったら今度は後ろ回しも5回ずつ行いましょう。

次は、左右にひねるエクササイズです。両足を肩幅に開き両腕をのばして真上に上げます。その両手のひらを合わせ上半身を左右にゆっくりねじります。この動作を5回ずつ繰り返します。

次は肩甲骨を開く・寄せるエクササイズです。両腕を前にのばし両手を組みます。息を吐きながら背中を丸め、組んだ両手をぐーっと前に突き出し肩甲骨を開いていきます。息を吐ききったらもとに戻します。今度は後ろ手に手を組み、息を吐きながら胸を張ります。肩甲骨同士をくっつけていきましょう。息を吐ききったらもとに戻します。

いかがですか?体の筋肉は使わないとどんどん固くなってしまう一方ですから、毎日こまめに動かしてあげましょう。
さあ、今日から肩甲骨を大きく動かしてあなたの体を目覚めさせましょう!代謝があがってきゅっと締まったあこがれのくびれラインが手に入るのももうすぐですよ。