くびれへの近道!簡単・骨盤矯正エクササイズ

誰もがうらやむ美しい曲線を描いたウエストのくびれ。どうしたら手に入るのでしょう?

きれいなラインを手に入れるためのポイントは骨格が正しい形になっているかどうかです。肩が全面に巻き込まれて猫背になっていませんか?猫背になると肋骨が下に落ちて、みぞおち辺りの内臓が圧迫され下腹の方へと落ち込んでしまいます。おなかが出てくびれがなくなるのは下垂した内臓のせいだった、という場合もあるんですね。

さらにこの状態が続くと、下垂した内臓が骨盤をも圧迫し開いてしまいます。こうして広げられた骨盤は本来あるべき形からどんどん歪んでいってしまうのです。骨盤がゆがむとますます姿勢が悪くなりくびれとは程遠いオバサン体型になってしまいます!あなたの骨盤は大丈夫でしょうか?まずはセルフチェックしてみましょう。

あおむけに寝て、腹筋を使って起き上がってみてください。できますか?残念ながら意外とできない人、多いです!かくいう私も1回目失敗しました。2回目で起き上がれたけれど、なんだかあやしいですよね…。腹筋で起き上がれないのは腹筋がゆるんでおり、骨盤も開き気味であるという証拠。内臓が下垂している可能性アリです。

他にも、まっすぐ立った状態で左右の方が傾いていないか、歩いているうちにスカートが回ってしまわないか、靴のすり減り方が左右で違っていないか、などのチェック方法もあります。該当するものがある人は、多かれ少なかれ骨盤がゆがんでいるようですね。

あこがれのくびれラインを手に入れるため、エクササイズで少しずつゆがみを直していきましょう!具体的にどうすればいいか、以下でご紹介します。

●カンタンなストレッチです。床に座り、足を前に投げ出して座ってください。両足をのばした状態で前に向かっておしり歩きします。後ろにも進みましょう。気が付いたときに何回でもどうぞ!

●カンタンなストレッチその2です。床に座り、足をのばして軽く開きます。右手をうしろにつき左手を両足の間に置きます。息を吐きながら右側に体をひねり、左手を右手の上に重ねて息を吐ききります。息を吸いながら体をもとに戻します。反対側にも同じようにしてください。

●後ろ向きに歩きます。たったこれだけでOK!

これらの簡単なエクササイズを繰り返してみてください。エクササイズと並行して、日常生活の中で骨盤をゆがませるクセもなくすように気をつけてみましょう。普段の生活の中でできる工夫を以下にご紹介します。

●いすに座るときは足を組まない!クセになっている人、今すぐ直しましょう。

●ハイヒールはできるだけ避けるようにし、かかとが低めの靴を履くようにします。

●いすに座るとき、骨盤をケアするクッションを敷く。

以上で、自分でできる骨盤のケアの仕方をご紹介しました。でもそれだけでは不安、と思われる場合はプロの手を借りてみましょう。程度によって差はありますが、骨盤のズレが治るまで5回くらい施術を受ける必要があるようです。痛みをともなわずむしろ気持ちいいと感じるものなので、リラックス目的で施術を受けてみてもよさそうですね。