くびれを手に入れるなら姿勢がカギ!理想の姿勢と悪い姿勢とは

出るところは出て、くびれるところはきゅっとくびれたメリハリ体型は女性のあこがれですね。モデルさんのようなキレイな体になりたい!でもつらい運動は続かないしやりたくない…。とお悩みの方も大丈夫。がんばってダイエットしようとしなくてもくびれを作ることはできます。

ダイエットしないでくびれを作るやり方とは、正しい姿勢をとること。ただこれだけです!とはいえ、これまで間違った姿勢をとり続けてきた人にはけっこう難しいところもあるかもしれません。無意識のうちに間違った姿勢をとってそれが習慣づいてしまっているので、がんばって直していかないといけませんから。悪い姿勢をとり続けると筋肉のバランスが崩れ代謝が落ちてムダな脂肪がどんどんついてしまいます。でも大丈夫!コツコツ続ければ正しい姿勢は必ず定着します。

くびれがなくなっていく悪い姿勢の代表格が、猫背。日常的にパソコン作業している人はどうしても肩が全面に巻き込まれ首も前傾し猫背になってしまいがちです。仕事でやむをえないという場合もありますが、こまめに休憩をとってパソコンから離れ、1時間に数分でもいいのでストレッチする時間を作ってみましょう。

正しい姿勢になっているかどうか判断するためにまず壁によりかかってみましょう。後頭部、肩甲骨、おしり、かかとを壁にぴったりとつけます。その状態で腰と壁の間に両手のひらが難なく入ってしまいますか?そうなっているときは腰が反りすぎて骨盤が倒れている状態です。片手のひらしか入らないくらいのすき間が空いている状態がベストです。後頭部が壁についていなければ猫背気味です。

立っているときの正しい姿勢は、耳と肩とかかとが一直線になった状態です。あごを軽く引いて頭がつねに糸で引っぱられるように体を上へ上へ持っていくイメージを持ちましょう。そうすると首がスッと上に引き上げられます。

座るときに正しい姿勢をとるには、腰のうしろにクッションなどをしいてイスに浅くこしかけるようにしましょう。イスにどっしりと深く座るとどうしても背中が丸まって首が前に倒れ、猫背がひどくなってしまいます。姿勢が悪くなってくると背もたれと背中の間に敷いたクッションが落ちるので、「姿勢を直さなければ」と自分で気づくことができます。姿勢を正すのに効果的な骨盤矯正用のクッションも売られていますから、適宜利用するとよいです。なければバスタオルをたたんで使えばOKですよ。

肩が前面に巻き込まれている人はこまめに肩を後ろへ引く練習をしましょう。両手を前にぐーっと伸ばして肩甲骨を開き、肩を後ろに引くエクササイズをくりかえすと徐々に猫背が改善されていきます。

ゴムチューブを使ったエクササイズも効果的です。ゴムチューブをくくって輪を作り8の字にします。両腕を通して背中に密着させるだけで背筋がピンとのびます。クロールするように両腕をぐるぐる回すと肩周りの血行がよくなりますよ。

頭が上に引っぱられるように体を引き上げ、あごを引いて肩を後ろへ。普段からこれを意識するだけで自然と全身の筋肉に適度な力がかかります。お腹が引っこむのもわかります。正しい姿勢を習慣づけて美しい体を手に入れましょう!